熊本市東区で子どものむし歯治療におすすめの小児歯科といえばしまむら歯科口腔クリニック

小児歯科とは

小児歯科は、子どものむし歯を治すだけの場所ではありません。将来、お口のトラブルで悩むことのないよう健康な口腔環境の土台を築くための専門分野です。
その対象となるのは乳歯が生え始める乳幼児期（生後6ヶ月）から、永久歯が生えそろう学童期（15歳前後）まで。病気を治療するだけでなく、顎の健やかな成長や将来の正しい歯並びへの誘導なども視野に入れながら、一人ひとりの成長段階に合わせたきめ細やかなケアを行います。
また、治療以上に大切なのが、むし歯にならないための予防と正しい歯磨き習慣の習得。「歯医者さんは怖くない、楽しい場所だ」と感じてもらえるような環境づくりを徹底し、お子さんが自ら進んでお口の健康を守れる大人になれるよう、ご家族と一緒に長期的な視点でサポートすることが小児歯科の最も大切な役割です。

こんなお悩みはありませんか？

なぜ子どもの歯はむし歯になりやすい？

乳歯や生えたての永久歯は歯質がまだ未成熟で柔らかいため、酸への抵抗力が低く、むし歯になると歯の内部への進行が非常に速いのが大きな特徴。大人の歯と違ってデリケートなため、ブラッシング時の磨き残しやおやつなどで糖分に触れる機会が多い食生活などちょっとした要因が加わるだけで、むし歯のリスクが急激に高まるのです。
小さい頃から定期的な歯科検診に通うとともに、10歳頃までは仕上げ磨きを行うことをお勧めしています。

乳歯のむし歯も早期発見・早期治療が大切です

「どうせ生え変わるから」と乳歯のむし歯を放置するのはとても危険。なぜなら、乳歯には後から生えてくる永久歯を正しい位置へと導く大切な案内役という重要な役割があるからです。
例えば、むし歯が原因で乳歯を早期に失ってしまうと、空いたスペースに隣の歯が倒れ込んで永久歯が正常に生える場所がなくなってしまい、歯並びが乱れる直接的な原因に。重度のむし歯の場合、乳歯の根の先にできた膿の袋が顎の中で成長を待っている永久歯の卵（歯胚）に悪影響を与え、変色や形の異常を引き起こすこともあります。
エナメル質が薄い乳歯は、むし歯の進行が非常に速いのも注意すべき点。あっという間に神経に達して強い痛みを引き起こすことで、お子さんがしっかり噛めなくなってしまい、あごの健全な発達や栄養摂取の妨げとなるなど、成長にも影響をおよぼしてしまうのです。

当院の小児歯科治療の特徴

歯医者が初めて・苦手なお子さんでも安心できる診療体制

歯医者が初めて・苦手なお子さんには、治療よりもまず「歯科医院に慣れる」ことを最優先します。緊急時を除き、無理に治療台に座らせたり、押さえつけたりすることはありません。まずは診療器具に触れてもらう、椅子を動かしてみるなどの練習（トレーニング）から始め、お子さん一人ひとりの気持ちを尊重しながら、「歯医者さんは怖くない」というポジティブな体験を育むことを目指します。

子どもが通いたくなる「楽しさ」を演出

院内は木目を基調としたナチュラルな雰囲気なので親子でリラックスしてお過ごしいただけます。待合室には待ち時間に遊べるキッズスペースをご用意。頑張ったお子さんにはご褒美をプレゼントするなど、楽しい場所を演出しています。
また、ソフト面ではお子さんのやる気を引き出すさまざまな工夫も。例えば、歯垢の染め出しで視覚的に楽しみながらブラッシングを行うことで、お子さんにとって大きな成功体験となり、自分を応援してくれる人がいる「通いたい場所」へと変わっていくのです。

保護者との信頼関係を築くコミュニケーション

当院の小児歯科で最も重要視しているのは、保護者の皆さんとのコミュニケーションです。お子さんのお口の状態を分かりやすく説明するだけでなく、一人ひとりのむし歯リスクに合わせた具体的な予防プログラムをご提案。大切なお子さんの治療や日々のケアに関する疑問や不安に寄り添いながら、ご家族と二人三脚で治療を進められるように信頼関係を構築していきます。

当院の小児むし歯予防について

むし歯予防の基本は、原因となるプラークを確実に取り除いて歯の抵抗力を高めること。当院では、そのための専門的なアプローチを提供しています。

子どもの歯並びや噛み合わせが気になる方へ

当院では小児矯正にも対応しています。
詳しくは小児矯正のページをご覧ください。