成人の矯正は歯並びを改善する治療ですが、小児の顎顔面矯正治療は正常な顎の成長発育を促進することで歯並びだけではなく機能の改善が期待できる治療です。
例えば口呼吸の改善です。口呼吸によってアレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎、睡眠時無呼吸症候群、集中力の低下などが引き起こされると言われています。早いうちに口呼吸の改善を行なっておくことで将来のお口の健康だけでなく全身の健康を生涯守ることにつながっていきます。
こんなお悩みはありませんか?
- 出っ歯になっている
- 受け口になっている
- 歯がデコボコに生えている
- 歯が閉じない
- 下の歯が見えない
- 一部の歯並びが気になる
子どもの矯正(小児矯正)
子どもの矯正(小児矯正)は、あごの骨のバランスや大きさを整える「1期治療(骨格矯正)」と、永久歯が生えそろってから歯の位置を整える「2期治療(歯列矯正)」の2段階からなります。
第1期治療
乳歯と永久歯が混じった時期の治療で、主に成長を利用した治療を行います。(6~10歳)
第2期治療
歯の1本1本に装置をつけ、歯の根までコントロールして最終的な咬み合わせを作ります。
大人の矯正(成人矯正)
永久歯に生えそろった方を対象とするのが成人矯正で、「2期治療」ともいわれます。近年、治療技術の進歩により、矯正治療に年齢は関係なくなり、患者さんのライフスタイルに合わせてさまざまな治療法が選択できるようになりました。難しい症例は連携する矯正歯科医に紹介させていただく場合がございます。