こんなお悩みはありませんか?
- むし歯で歯を抜いてしまった
- 歯周病で、歯がグラグラして困っている
- ブリッジにするためには、健康な歯を削らなければならないので、やりたくない
- 取り外しの入れ歯は、入れたくない
- 自分の歯と同じように、しっかり噛みたい
インプラント
治療の条件は、治療予定の場所に骨がしっかりとあることです。骨が足りないとインプラントを埋め込むことができないためです。骨が足りない場合は、骨移植手術を受ける必要があります。またインプラント治療は外科手術であるため、治療を受けるには全身の健康状態が良好である必要があり、持病(心疾患、糖尿病など)がある場合は施術が難しい場合があります。成長期の子どもには適していません。
まずは歯周病の検査、血液や心電図などの臨床検査、CT検査などを行います。諸問題をクリアすれば外科手術となります。術式には大きく2つに分けられ、1回法と2回法があります。
1回法と2回法をどう選ぶかは骨の状態により、骨の量と硬さに問題なければ1回法。骨の量が少なく骨移植をした場合や、硬さが足りない場合は2回法になります。
1回法はその名の通り1回手術する方法で、インプラント体を埋める部位の粘膜を切開して骨を露出させ、ドリルで穴を開けワンピースインプラントを埋め込みます。
2回法は2回手術する方法で、1回法と同じく埋め込んだ後、上部の穴にカバーを付けます。切開した粘膜を縫合し1回目の手術は終了です。2回目の手術はカバーの上の粘膜を切開し、カバーを除去。その後仮のアバットメントを連結します。粘膜が治癒したら本物のアバットメントを連結し終了です。1回目と2回目の間はインプラント体と骨が結合する治癒期間が必要で、上顎は5カ月前、後下顎では3カ月前後が目安となります。
2回目の手術はカバーの上の粘膜を切開して、カバーを除去後仮のアバットメントを連結します。粘膜の治癒期間は、大体2~3週間が目安です。
治療後は、定期的なメンテナンスや毎日のケアが不十分であると、インプラント周囲炎になる恐れがあります。インプラント周囲炎は自然に治ることはないため、歯科医院で適切な処置が必要です。炎症が進行している場合は、インプラントの摘出や、突然抜け落ちてしまトラブルが考えられます。インプラント治療によってこれらのような問題が起きないよう、正確な診断と定期的なメンテナンスが必要です。
インプラント治療に対して、いろいろな心配や不安を感じている方が多いと思います。
実際の治療内容に関して、院長やスタッフから保険診療でも自費診療でも最適な治療法を選択、提案していますが、保証や治療後のケアなどについても非常に大切です。
当院ではそのような不安を軽減し、より安心してインプラント治療に臨んでもらうよう、保証制度を設けています。
これにより患者さんの負担が減り、治療経過を見守ることで、患者さんの安心・健康につながると考えています。